俺様副社長のターゲット

海外事業部への指示、社長への報告を済ませ、明日からの夏休みモードに入る。



「明日から宜しくお願いします。」


「「楽しんできてね!」」



私は秘書課の皆に挨拶をして夏休みに入った。尚輝と二人、地下にある駐車場を目指す。


私はすっかり慣れた尚輝の隣に座る。運転席に座る尚輝を見た。


エンジンを掛けて車を発進させる。



「朱里、準備は出来たか?」


「後は日常使う物だけ。」


「明日、9時に迎えに行く。」


「ありがとう。」



明日は悠木さんが運転してくれる。運転が好きだからだそうだ。



「聡の車だ。」


「うん。」


「知ってるか?賢人達、今日は伊藤が賢人の家に泊まりだと。」


「賢人さん、一人暮らしなんだ。」


「そう。朱里も俺の家に来るか?そしたら、聡も楽だろ?」



チラリと尚輝を見た。運転している尚輝と視線がぶつかる。