俺様副社長のターゲット

「おはようございます、副社長。」


「………今日も陽輝と来てたよな?」


「はい。駅で会ったので。」


「チッ……、仲良すぎだろ。」



ブツブツと不満を漏らす尚輝を無視して、本日のスケジュールを伝える。



「本日は社長との会議が入っております。」


「ああ、わかってる。松井も一緒に出席しろ。」


「わかりました。それ以外は会議などの予定はありません。」


「わかった。海外事業部に昼までに進捗を出すように伝えてくれ。」


「はい。」


私はメモを取りながら尚輝の指示を聞く。



「それでは秘書課にいますので。」


「待て。少し資料作成を手伝ってくれ。」


「はい。」



私はデスクに座る尚輝に近づいていく。資料を片手に私に手招きをしている。



「こっちに来い。画面が見えないだろ?」


「あっ、はい。」



私は尚輝の隣に立ち、画面を覗き込んだ。