俺様副社長のターゲット

私と尚輝は陽輝達の後をついていく。隣から突き刺さる視線を無視した。


近くにあるランチをしているお店に入っていく。総勢6名。



「席はお別れしても宜しいですか?」


「は………。」

「いえ、出来れば一緒が。待ちますので。」



店員の声に尚輝の声が聞こえたが、陽輝の言葉に掻き消された。


尚輝が陽輝を睨むが知らん顔だ。


暫く待てば、6人座れる席が空いて、店員に案内された。



「真ん中は朱里さんね。」


「何でだよ。」


「朱里さんと話したいから。兄貴、俺と話したいわけ?」


「…………。」



陽輝の勝ちで私は尚輝と陽輝の間に座った。目の前には私と尚輝を見つめる瞳が並んでる。


私はメニューを見て注文した。その間も興味津々に見つめる瞳に苦笑いしかでない。



「何かな?」


「いえ。間近で見るのは初めてで………。」



意味不明な言葉に頭がクエスチョンだ。