俺様副社長のターゲット

服を着替えてベッドに寝転ぶ。



ピロリン。



ベッドに置いた携帯にメッセージが届いた。



『朱里、おやすみ!また明日な。』



尚輝も家に到着したんだろうか?



『今日はありがとうございました。おやすみなさい。』



尚輝にメッセージを送れば、すぐに既読になり返信がきた。



『もう寝るのか?』


『うん、眠い。尚輝先輩もゆっくり休んで。』


『朱里と一緒に寝たい。』


『ふふっ、無理。おやすみ。』


『いつかは一緒に寝てくれよ。おやすみ。』



尚輝の甘い言葉に擽ったくなる。私は携帯を手離し、すぐに深い眠りに落ちていった。



『朱里だけだ。』


『俺を好きじゃない?』


『私は尚輝先輩が好きです。』



一度は手離した恋。


同じ過ちは繰り返さない。



『別れより辛いものはない。』



きっとそうだね。


2度目の恋を信じてみようと思った。