「何の見返りを求めているんですか」
もっと考えて頼めばよかった
自分の有り金ぐらい把握しておかなかったから、いけなかったんだ

イヴはこの失敗を後の教訓にしようと思った


「そうですねぇ、このパフェ結構高いですよね、私のお財布もとってもダメージ
を受けました
それ相応の対価は払って欲しいです」
ロイは困り顔で、どうしようと
ほざいている

嘘だ!こいつは絶対に嘘を付いている
財布から、ちゃっかり大金が見え隠れしている
は、腹黒すぎる!私が払えないのを知って
わざと札を見せつけてる

しかし、返す言葉が無い

「わかったわよ!何でもするわ
煮るなり焼くなり好きにしなさい!」
イヴはやけくそに吐き捨てた

イヴはもう一つ教訓を得た
そもそも教訓にしようとしたら、遅いのだ

「何でもですか……そうですねぇ」
ロイはニヤリと口角を上げた
目がギラつく

ひどく不吉な予感がする

「私にできることにしてよ」
ロイが何を考えているのかはわからないから、一応後に付け足す