私今ピンチかも

イヴは柔らかな寝具の上に、組み敷かられている

「あなたは誰なの?」
イヴは疑問を投げ掛けだが戻って来たのは、その疑問に対する答えでは無かった

「やっと会えましたねイヴ、今まで何千年と貴方を待っていました」

窓から入る月の輝きが増し、押し倒し
ている相手の顔が映った

イヴは心臓がキュウッとなるのを感じた

この人と今まであった記憶は全くないが
内側から来る感情にイヴは自分の意に反して涙が流れ出した

ロイは私の涙を拭うと、私の顔に手を近づけた

えっ?


「はぁ、なんて愛らしいのでしょう」
ロイの手には眼鏡があった

なんか前にもこんな経験があったような

イヴは咄嗟に眼鏡を取り返そうとした