農民生まれの魔女


「先生そんなに怒っちゃダメですよ
後、塩分と糖分を控えた方がよろしいかと
先生の血管はドロドロなので詰まりやすく
なっています」

レムが妖艶に口角を上げながら胸の前で
ばってんを作った

「何だと!君が言うなら間違いない
そういうのは早く言ってくれ」

「凄いな」
「ああ、あの若さで人体透視ができるなんて」

後ろにいた方々が感心の眼差しで言った


「はぁ、美味しかった
じゃあ話しましょうか

簡単に説明すると
マルドは自分自身に魔法をかけたんですよ」

「そんな馬鹿な」

先生達は信じようとしない、しかも笑っている

「でもそういう事です」

イヴの真剣な表情に信じざるおえなかった

「どういう事だ」

先生も真剣に聞く体勢に入った