「ゴホンッ、食事中すまんな
ちょっと貴方に用が有ってな、一緒に来て欲しい」

貫禄のある一人の先生が低い声で頼んだ

いきなり話しかけられてビクッとしたイヴは
声のした方に顔を向けた

だが何が起きているのかわからず
首をかしげてからレムの方に向きかえり
一言

「だってさレム」

やっぱりと、想定どうりの答えに
レムは驚く事もなく
イヴの代理で先生方と話しを進めた

「どうしたんですか教授まで集まって
僕からイヴに説明します」

レムが話し始めると
先生方は初めてその存在に気づいたようで

「おぉ、カリビアン君
助かるよ君がいてくれて君なら安心して話せる
では一旦生徒指導室に来てくれないか
その子を連れて」

「わかりました、イヴ行くよ」

「え?どういう事」

イヴは囚人のように前後左右に挟まれて
生徒指導室へ向かったのであった