愛してる



体育館に行くにつれ
周りからの視線が痛い


どうせ紗妃を見ている
男の子たちの視線だろう


体育館前に並んでいる
クラスメイトを見つけ
私たちもそこに並ぶ



"卒業生、入場"

この合図で私たちは
体育館へと進む

拍手のおこる体育館に入るのは
少し恥ずかしいとも思ったが
席に着き拍手が鳴り止むと同時に
卒業式というものが始まった



校長の話
教育委員会の話
在校生挨拶

そして今から優樹が答辞を読み始める