Visual My Brother

お兄ちゃんは焦って反論する。

「心配でもさ、あんたが
思ってるよりヒドくないから」

「んなこと言われてもなぁ」

「資金とか自分でかせぐから」



「・・・ムリだろ」



「・・・だよな」




お兄ちゃん、少し考える。




「じゃあこう考えようや。
俺がもしデビューしたとする。
その収入の3分の1、そっちに
仕送りするぜ」






んな無茶な。



絶対あきれるだろうと思った。
が、お父さんは顔を赤らめると






「・・・悪くないな」






・・・えっ!!??






何でーーー!!??