Visual My Brother


「マジで・・・入ってない」


「でしょ?最初から疑わずに
食べちゃえばよかったのに」



ネロはすまなそうな顔をすると
続けてパクパクと食べ始めた。

そんなネロに私は聞く。


「生クリームつける?」

ネロが食べながらうなずいたの
を見ると、私はあらかじめ
作っておいたクリームを冷蔵庫
から取り出した。

私が必死でかき混ぜた白い
フワフワなクリームを
コインケーキの上に遠慮なく
たくさん乗せてやった。



ネロは

「全部食えそうだな」

と嬉しそうに言うと
それも口の中に放り込んだ。



















それを食べたとたん、
ネロがいきなり倒れた!

バタンとイスから床に
ころげ落ち、まるで心臓発作
を起こしたかのように思えた。