「とりあえず顔洗って!
顔洗ったら目も心もキレイに
起きるからたぶん」
私が貴重な時間をけずって
朝からさわやかなお目覚めを
提供しているのにも関わらず、
ネロはぶちぶちと文句を言う。
「あ-?
そんなのムリだよ人間だもの」
「そんなこと言ったって
何しても起きないのってあんたと
冬眠中の動物たちぐらいだから」
「あァ?
・・・何いってんの?
・・・あー、マジ世界恐慌だよ」
「起きろオォォォ!!」
私は寝起きで意味不明の言葉を
つぶやいているネロを
右ストレートで殴った。
「グハァッ!!」
まとも右頬にヒット。
ネロはそのままベットに
倒れこんだ。
少しやりすぎたか?
私はネロの顔をおそるおそる
のぞいてみた。
