「わあぁぁァァァ!!!」
私はネロの両耳に埋まっている
耳栓を抜き取った。
そしておもいっきり叫ぶ。
「豆腐投げつけるぞマジで!」
『ガゴンッ!!』
ネロがいきなり上体を
起こしたので、私の額とネロの
額がおもいっきりぶつかった。
「「いだっつ!!」」
ほぼ同じタイミングでうめき声。
痛い・・・。
こいつ、ムダに石頭だよ・・・。
私は痛さにしばらくじっと耐え、
ある程度おさまってくると
同じく額を押さえているネロに
食ってかかった。
「起こせって言ったくせに
何で耳栓つけて寝るわけ!?
私に対するひそかな抵抗!?」
ネロは私に目をあわせず言った。
「・・・何?何が?
お前朝からハッスルしすぎ」
あ、意識がまだ起きてないね。
