Visual My Brother


「あぁぁぁあ何でもいいから
起きろコルァァア!」

私はネロを激しくゆすった。
体が左右におもいっきり揺れる。


「私の登校時間削ってんの!
内申関わるんだからな一応!」











ネロは

「んー」

とうめくと、私がいない方向に
寝返った。













起  き  ろ  や 。









私は「魔法の言葉」を
言うことにした。



かけ布団ごしで、ネロの
耳元にやかましいぐいらいの
大声で叫んぶ。






「TO・U・HU!!早く起きないと
豆腐投げつけるよ!!」