翌朝、携帯の着信音で目が覚めた。
画面には、知らない番号。
「んー…もしもし?」
眠たい目を擦りながら、電話に出る。
『あ、永井?朝早くにごめんね。昨日はありがとう』
「!」
ヤス!!!
声を聞いて、目が一気に覚めた。
「ううん!ヤス…体調どう?」
寝転んでいた身体を起こし、ベッドの上に正座しながら電話する。
『まだちょっとダルいけど、熱はもう下がったよ。今日もう1日学校休むけどね』
昨日よりは元気そうなヤスの声。
「そっか…熱下がって良かったね」
そんな声を聞いて、ほっとする。
『ところで、永井。昨日、俺に用あったんじゃないの?わざわざ家まで来てくれたってことは』
「!」
さすがヤス、鋭い。
『何かあったの?』
「!」
ヤスの優しい声。
「あのね…ヤス…私…」
昨日からヤスに聞いてもらいたいことがー…



