「…ヤス、帰るね」 やっぱり、ヤスの優しさを無駄にはできない。 とりあえず帰ろう。 なんかあったら、すぐに飛んでくればいいんだし! って…そういえば、私たち連絡先交換してないんだった。 えっと… 自分の鞄からメモ帳を出し、携帯番号を書いた。 ¨何かあったら、連絡ください。永井¨ と、メッセージを添えて。 「ばいばい、ヤス。早く良くなってね」 そう小さな声で挨拶をすると、部屋から出た。