「じゃあ、ヤスが眠ってからにするね…心配だから」
「うん…ありがと」
そう言うと、ヤスは再び目を閉じた。
しばらくすると寝息を立て始めた。
「…」
その寝顔を見つめ、どうしようか迷う。
迷惑がかかるから帰ってっていうけど、寝苦しそうに眠るヤスを一人にして帰れない。
けど、ここにいたらヤスの優しさを無駄にすることになる。
「んー…」
とりあえず、先生から預かってきたプリントを机の上に置いて…
ヤスが途中で目を覚ました時に飲むスポーツ飲料を、ベットの近くに置いといてー…
お腹が空いたときにすぐ食べれるように、お粥も近くに置いといて…
あ、冷えピタの替えも置いとかなきゃ。
思いついたことを一通り終えると、もう一度ヤスの寝顔を覗き込んだ。



