私は貴方に、叶わない恋をした。【続編】

「ヤ…ヤス!!」


思わず大きな声が出てしまった。

「どうしたの?なんかあった?」

良かった、ヤスはいつも通り優しい…

けど、目がトロンとしていて顔も赤い。


「ヤスこそ!高熱出てるんじゃないの?出歩いてて大丈夫なの?」

「冷えピタがなくなったから買いに行こうかと思って…っと」

ヤスの身体がふらついた。

「大丈夫じゃないじゃん!私が冷えピタ買いに行ってくるから、マンションにもどろ?」


ふらつくヤスの身体を支えた。


「いや…永井にこれ以上迷惑かけるわけにはいかないから」

「迷惑じゃないし、私が勝手にやることだから」

「いや、でも永井…」

「もう喋んない方がいいよ、しんどいでしょ?先に、ヤスを送ってから買いに行くから。マンションまでの道を教えて?」

「…あっち」

ヤスを支えながら、指で示した方向へ歩き始める。


やっぱり身体がしんどいのか、ヤスはマンションに着くまで一言も喋らなかった。