~京介side~
俺実は龍介や真波の前では意地張ってるけど、意外と弱点もあるんだよなッ・・。

「おいッ、真波、帰るぞ?」

まだ支度してねぇのか・・。

「あッ、うん!!」

俺等は帰宅部だからすぐに帰れる。
真波遅くね?あんなに遅いとかありえない・・。
「お待たせー!!」

うわッ、この顔反則ッ!!

「遅せぇよッ。・・・行くぞ。」

そっけない態度をとってしまった・・。

「「・・・・・・・・。」」

なんか沈黙してるしッ!それに真波いつも以上にびびってる・・。

「なぁ。」
「は・・はいぃぃ!?」

びびってるしッ、可愛い!!

「ぶッ、何びびってんの?」
「いや・・、何でもないッ!」
「そう・・。あのさ、俺ら一応付き合ってんだから、この一週間はキスぐらいさせろよなッ?」

一応、笑みで返した 笑

「えぇぇぇぇぇ!?」
「嫌?」
「べッ・・別に、嫌って程は・・。」
「よしッ、いつ襲うか分かんないぜ? 笑」
「もうッ!!意地悪ッ。」

そう、俺は、意地悪だよッ?