~真波side~
お試しって言っても、京介は急に物を言うからはっきりいうとビクビクするッ・・。

「おいッ、真波、帰るぞ?」

あッ、もう帰る時間かぁ!

「あッ、うん!!」

私たちは部活に入ってない、いわゆる帰宅部?だからグラウンドを通ると威勢のいいかけ声とか音楽の音が聞こえる。

「お待たせー!!」
「遅せぇよッ。・・・行くぞ。」

あれッ?今日はあまり怒らな・・い?

「「・・・・・・・・。」」

うぅ・・、京介とだとあまり話す話題が・・ってか、京介に話しかけるのってあまりないしなッ・・。

「なぁ。」
「は・・はいぃぃ!?」
「ぶッ、何びびってんの?」
「いや・・、何でもないッ!」
「そう・・。あのさ、俺ら一応付き合ってんだから、この一週間はキスぐらいさせろよなッ?」

うッ・・、そんな満面の笑みで言われても・・って!?キスぅ~!?

「えぇぇぇぇぇ!?」
「嫌?」
「べッ・・別に、嫌って程は・・。」
「よしッ、いつ襲うか分かんないぜ? 笑」
「もうッ!!意地悪ッ。」

やっぱり、何言うか分かんない・・。
こうして初めての月曜日は終わった。