~龍介side~
今日は昨日みたいに遅く帰らないようにしなくては・・!!
やっとまなちゃんと「夕焼け」が読める。
「夕焼け」ってのは、まぁ「夕焼けの空」の写真がのっててとってもきれいなんだッ。

こんな事を考えているうちに学校一怖い斉藤先生が来た。(一応女。)

「おはようございますッ!斉藤先生ッ」
「おはよう、今日は佐藤くんが係なのね。」
「はいッ」
「じゃぁ一緒に来てもらえる?」
「はいッ」

先生について行くとそこは学校の裏の倉庫だった。

「何を運ぶんですか??」

実は僕美化委員で学校の備品などをよく運んでる。一応近くにあった箱を持ち上げた。

「そうだ、佐藤くんにプレゼント!」

僕はプレゼントという言葉に弱くて先生の近くに寄った。

「じゃぁ・・・・先生の気持ちを受け取って欲しいな!」
「え・・・・・!?」

ちょっとこの言葉に驚愕してしまった・・。
だって学校一怖いと言われている斉藤先生に今僕は告白されてしまった。

「だからー、先生は佐藤くんの事好きなんだよッ」
「あッ、あの・・僕彼女いますし。」
「うん、でも諦められない・・。」
「でも、先生と生徒って・・・。」
「そう、ダメなんだよ、ダメって事は知ってるけど好き・・。」
「で・・でも・・、僕は本当に好きな人がいるんです、だからすみませんッ。」
「・・・・・・・・。」
「せ・・んせ・・い?」
「そ・・っか・・・ごめんね。」

そういって去って行った。
そういえば昨日から去って行かれるような・・・?
でも本当にびっくりした。