~龍介side~
今僕は相当悩んでる・・・。
何でかって?
それは・・・

「お~い、龍介ぇ~!!」

来た・・・。

「龍介ぇ遅いぃ~、早く帰ろぉ~?」

この女の子は僕の事を追っかけてくる中の一人でとってもぶりっこで有名の雪姫って人なんだ。
僕はぶりっこは本当に苦手で触られるだけでゾクゾクしてしまう。

「うッ・・・ごめん、今日もまなちゃんと・・」
「今日は龍介の家に行きたいなぁ~?」

どうしようッ!
今日はまなちゃんと本を読むんだった!
しっかり断ろう!

「あのさ、今日はまなちゃんと用事があるから無理なんだ。」
「どうしてぇ~?断ってよぉ~。」
「でも僕の彼女だしッ!」
「私も龍介の彼女なのぉ~まなちゃんだっけぇ?その子やめて私の事好きになってよぉ~。」

この一言を聞いた瞬間なんか苛ついた。

「ねぇ?いい加減にしてくれる?今日はダメなんだって、何度言ったら分かるの?」
「え・・・・・!?ッ・・ごめんなさいッ」

少し涙を浮かべて走り去っていった。
本当にぶりっこは嫌いだ・・。
明日から来ないといいけど・・・。

でも本当にまなちゃんを悪く言う奴は本当に許さないッ!

そう一言心の中でつぶやいて走ってまなちゃんの所へ向かった。