~龍介side~
だれか夜景見て喜んでるのかなー、僕と同じッ!でもこんな高い所で止まったら・・。怖いよッ

「うわー、なんかこれガタガタしてるねッ、僕怖いよ・・。」
「えッ、大丈夫ッ!?ごめんねッ、こんな所つれて来ちゃって・・。」
「ううんッ、夜景見れるしまなちゃんと話せるッ。」
「そ・・そうッ?」

ドンッ!

「きゃぁッ」
「何ッ?」

と・・止まった・・・!?
うそッ、こんな高い所で・・!?

「止まった・・・」
「うん・・・。」
「「どーしよー!!」」

怖いからまなちゃんに抱きついた。
少し安心。

一時間後・・・

「ねぇ、まだ動かないね・・。」
「うん・・、まなちゃん、怖いよ・・。」
「うん、私もッ」
「あッ、そうだッ」

キスしてくれたら少し紛れないかなッ?

「なに?」
「まなちゃん、僕にキスしてよッ」
「・・・えぇぇぇ!?」
「キスしてよッ、お願いッ。」

僕も緊張するし、緊張すれば少しは紛れるよッそれにまなちゃんとしたことないし、してみたいッ

「うッ・・・い・・一度だけなら・・」
「やったーーー!」

チュッ・・・・

それからずっと抱きついたままいた。