「んッ・・・・?」
「あッ、起きた~?」

気を失って、気づいたら男のアジトみたいの所にきちゃったみたいだ。

「やめて下さいッ、帰らせてッ!」
「へへへ、ダメなんだよね~、ってか一人で歩いてるのがいけないんじゃないッ?」

あッ、あの時京介の近くにいれば良かったんだ・・。今更思っても・・・もう・・・

バンッ!!!

「誰だッ!?」

男の中の一人が叫ぶ。
誰だろ・・・。

「真波ッ!」

え・・・・?京・・・介・・?
聞き慣れた声が聞こえた。

「てめぇら、何してやがる!」

どうしよ・・、京介一人じゃあんな大勢倒せないよ・・。

「すみませんッ、京介坊ちゃんッ!!」

へッ・・・・?

「てめぇら、俺の女だって知らずに襲ったのか?ぶっ殺す・・・」
「ひぇぇぇぇ!!」
「真波ッ、大丈夫か?」
「う・・・うんッ、ってか何?この展開ッ!?」
「話は後。とにかくここから出るッ。」
「うッうん」

なにがあったか知らないけど一応建物から出た。

「ねぇ、京介あの人たちって・・・?」
「あぁ、ごめんなッ?俺の手下?っての?」
「えぇぇぇぇぇぇぇ!?」
「ホントに悪かったッ!!」
「・・・・・・いいよッ。もう。」
「えッ?」
「助けてくれたんだし、いいよッ。」
「ごめん、ありがとなッ。」
「それに京介かっこよかったしッ。ありがとねッ。」
「恥・・・・。」

こうして、京介との一週間が終わった。