~神魁SIDE~


稜凪「聖凪が起きるの遅いから遅刻するかと思ったー!」


聖凪「いや、お前が起こさないからだろ」


魁優「そろそろ自分で起きれるようにならないと将来困りますよ?」


聖凪「起きようと思えば起きれるし」


碧生「ほんとかよw」


悠紅「なー。あれ叶彩と朱梨じゃねーか?」


稜凪「ほんとだ!ん?前にいるのってレディースの蘭鬼じゃない?」


聖凪「体育館裏に向かってるんじゃねーか?」


魁優「ちょっと行ってみませんか?」


悠紅「いいねーニヤッ行ってみよーぜ!」



俺たちは、叶彩と朱梨のあとをつけた。


聖凪「あんま近づかない方がいい。叶彩と朱梨なら俺達がいることにすぐ気づきそうな気がするから」


稜凪「そーだね!」

俺達は、じゅうぶんな距離をとってあいつらを見ていた。

すると叶彩と朱梨が殴られたり蹴られたりしている。


稜凪「痛そう。かわいそうだよ。」


碧生「大丈夫かな?」


聖凪「あれ、やばくないか?」


悠紅「行くか?」


魁優「ちょっと待ってください」


魁優のその一言でみんな叶彩達のほうを見た。
すると叶彩が女の手を掴んで何かを話してる。


悠紅「この距離だと何話してるか聞こえねー。」



すると、叶彩と朱梨が女達を一撃で倒していく。

稜凪「すごい…」


聖凪「体の使い方が上手い」


悠紅「なんであいつらがこんなことできるんだ。」


魁優「みなさん!叶彩達がこっちに来ます!行きますよ!」


神魁「わかった」



俺達は、叶彩と朱梨にバレないようにすぐさまそこから逃げた。

あいつらはほんとに何者なんだ。
やっぱり俺達のことは信じられないってことなんだよな。
何も言ってくれないってことわ。


はぁ。


~神魁SIDE END~