魁優｢悠紅。もう一つあるんじゃないんですか？｣


悠紅｢あー。そーだった。お前ら神姫(じんひ)にならないか？｣


叶彩｢は？やだよ。絶対やんない｣


聖凪｢なんでだ？｣


叶彩｢前も言ったよね？族とか嫌いなの！だから！｣


稜凪｢なんでそんなに嫌いなの？僕のことも嫌い？泣｣


叶彩｢！！！い、いや、東雲のことは嫌いじゃないって！｣


稜凪｢ほんと？｣


叶彩｢うん！｣


稜凪｢じゃー稜凪って呼んで？僕達双子だから名字で呼ばれたらわかんない。｣


叶彩｢わ、わかった。
でも、なんで私達なの。あんた達にはもう姫はいるはずでしょ。｣


悠紅｢なんでそれを知ってる？｣


叶彩｢だって、神姫は私の妹だもん。知ってるよ。まぁー神魁がどんな人達かは知らなかったから最初会ったときわからなかったけど。｣


魁優｢へぇ。なら余計、神姫になってもらわないとですね｣


叶彩｢なんで！｣


聖凪｢お前の妹は俺達と関わってる。神魁を潰すとなったとき1番に狙われるのは誰だと思う？｣


叶彩｢神姫…？｣


聖凪｢そー。でも、神姫は俺達が守ってる。じゃー神姫をどう神魁から引き離すと思う？｣