誰も知らない世界一のお姫様

私は密かに地雷の人が家から連れ出してくれるのを待っていた


でもなんで?



「俺たちがその地雷なんだ」



私は驚きを隠せなかった



「地雷の総長が裕樹。副総長が和毅。幹部が彌、稜空、そして、おれだよ」


「え?ちょっちょっと待ってください!ってことは、裕樹はあの灯雷(とらい)?」



裕樹は小さく頷いた