誰も知らない世界一のお姫様

ここは、逃げるしかない


でも、逃げるにももう体力がない


どうしよう


困っていると



「その子俺らに譲ってくれないか?」


「なんだお前は。こいつは俺らのだ」


「そんな口叩けるなんて度胸はあるんだな?」


「あぁ?」


「俺らを誰だと思ってる。地雷(じらい)だ」



男達はその名前を聞くと逃げていった


私は何が起こったのかわからずにいた


すると



「大丈夫?」


「ありがとうございました」