誰も知らない世界一のお姫様

「すみません、晋太さん。付いてきてしまって」


「付いてきた?どゆことだ」


「私、西宮財閥と縁を切ったの」


「なに!?」


「それで、今は裕樹の家にいる」



私はあったことを全て話した


晋太は、何も言わずに聞いてくれた



「美麗亜、なら家くるか?美麗亜の部屋もそのままにしてある。それに、これから学校に通ってみてもいいんじゃないか?」


「学校?」


「勉強したり、友達作ったり楽しい所だぞ」


「うん、、、でも、裕樹といたい」



今は離れたくない


裕樹とずっと一緒にいたい


そう思えたのは初めてだ