「ごめんなさい。不安で」



私は俯くことしかできなかった


すると、どこかから聞き覚えの声が聞こえた



「美麗亜?」



私はゆっくりと顔をあげた



「やっぱり美麗亜だよな!久しぶり!覚えてる?」



そこにいたのは叔父さんの



「晋太(しんた)」


「おぉ!覚えててくれたか!!」



晋太は、小さい時から夜中に私を連れ出して庭で良く遊んでいた仲だ



「でも、なんでここにいるんだ?」