私たちはそのまま帰った


家に荷物を運んでくれたみんなはすぐに帰っていった



「美麗亜」



静まり返った部屋に急に呼ばれた声にビックリして体が跳ねた



「なに?」


「俺、美麗亜が好きだ」


「裕樹、でも私汚れてるし舞祭組だしなんの得もないよ?」


「それでも、美麗亜が好きな気持ちは変わらねー」


「ありがとう、裕樹。実はね、恥ずかしいんだけど」


「どうした?」


「私も裕樹好き!」


「美麗亜、俺と付き合ってください」


「はい!」



こうして私たちは付き合うことになりました