誰も知らない世界一のお姫様

「こいつは俺のだ。お前なんかやるものか」



私は驚きを隠せなかった


人に抱きつかれるとパニック障害がおきて気絶していたのになぜか落ち着く


この力強い腕に鍛えられた体


その匂いまでもが私を落ち着かせてくれた



「おい!美麗亜に抱きつくな!気絶する!」



私は決めた


この人から、裕樹から離れたくない


私はそっと裕樹の腕から離れ前にでた