誰も知らない世界一のお姫様

でも、今はそれどころじゃない


止めないと



「悠太様、彼とは別れます。だから、殴るのだけはやめてください」


「さすが、俺の美麗亜だ。おいで」



私は悠太に手を伸ばした


しかし、悠太に触れることはなかった


なぜなら、今は裕樹に手を掴まれて腕の中へと引きずり込まれてる状態だから