誰も知らない世界一のお姫様

お父様から受けていた性的DVもそのメイドだけが知っていて唯一お父様に刃向かってくれた


私は嬉しかった


彼女にだけに笑顔を見せるようになった


そんな彼女が居なくなったあの日


人を信じるという大切なことを置いてきた



「美麗亜は俺の者だ。今すぐ別れろ」


「それは無理だ。お前が諦めろ」



私が一人で混乱していると和毅さんが声をかけてくれた



「美麗亜ちゃん、あっち行こっか」



和毅さんが指さす方を見ると可愛いカフェがあった