誰も知らない世界一のお姫様

「俺の美麗亜と何話してんのかな?」



そう言ってきたのは私の許嫁の悠太(ゆうた)だった



「悠太様、どうしてここにいらっしゃるのですか?」


「それはこっちのセリフだ。他の男と話やがって。良いと思ってんのか?」


「ごめんなさい。もう関わらないので許してください!」


パチン


「お仕置きだ。帰るぞ」


「いやです!」



私は必死に抵抗した


すると、また殴られた


私の頬はすでに熱を持ち暑くなっていた