誰も知らない世界一のお姫様

「どうした?」


「暗いの怖い」



すると、裕樹は抱きしめてくれた


なぜか、安心した


そして、私はいつの間にか眠ってしまっていた


次の日、朝起きると裕樹はいなかった



「裕樹どこ?」


「起きたか」



そう言いながら寝室に入ってくる裕樹


シャワーを浴びたらしく髪から落ちる雫が色っぽい



「裕樹、髪乾かさないと風邪引いちゃうよ?」


「別にいいよ」


「だめ!嫌なら、乾かしてあげる」



裕樹はだるそうに乾かしに行った