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「あー。叫びすぎて喉ガラガラ~」
「ミツ声でか過ぎ。」
「三月ちゃんてあんなに声でるんだね」
さっきのジェットコースターが怖いけどそれ以上に楽しくて叫びまくった私は声ガラガラ。
今、華桜が私に飲み物を買って来てくれている。
トイレに行くついでだから、ということでそれに甘えた私。
「三月~!適当に買ってきたけどお茶でいい?」
「うん!ありがとー」
華桜からお茶を受け取って飲んでいると
「ミツ、俺にも」
ハルが横から私のお茶を奪おうとする。
「でも、ハルは飲み物持ってるんでしょ?」
そう、さっきハルは駅で切符を買うとき飲み物を買っていた。
「でも、お茶飲みたいんだよ」
そして強引に私から奪われるお茶。
「ちょっと~ぉ!」
「ん。サンキュ」
返されたは良いけど…これって間接キスだよね!?
「ちょっと~二人とも、イチャイチャしないでくれる?」
「いや、これはっ「ごめんごめん」
私がイチャイチャじゃないと言うのを遮ってハルが言う。
今日はとことんハルにペースを乱される。

