「ここのご飯、おいしー!」
「だな!期待以上だった」
「ねー」
3つのうち、パスタが美味しいと評判の店に美亜と二人ではいると、期待以上のその味に美亜も俺も感動。
正直、こういうことのって、見た目重視なんじゃないかと思ってた俺。
全然そんなことないんだな。
「午後はまずどこ行く?」
俺は美亜と回れればどこでもいい。
そう思って美亜に任せる。
「えぇっとね…」
パンフレットを見ながら「ん~…」と唸る美亜を見ているとやっぱり飽きないな。
「じゃあ、ジンベイザメ!」
ある意味ここの名物と言ってもいいような場所を指定した美亜。
そういえば、行ってなかったな。
色々あって忘れてた…。
「行くか」
「うん」
どちらからともなく繋いだ手。
こんな幸せな時間が続いても良いのだろうか…。

