ーーーーーーーーーー 「美亜っ!なんか変なこと言われてない?」 「体は大丈夫?」 鬼の形相でやって来る二人。 私は思わずあははと苦笑い。 すると、それがなぜか誤解を招き… 「枝岸心羽めっ!美亜になにするのよっ!」 早紀ちゃんは今すぐに心羽ちゃんに襲いかかりそうな勢いで心羽ちゃん向けて歩きだす。 「早紀ちゃんっ!!」 慌てて止める私の手をギュッと握り、 「美亜ちゃん、無理しなくて良いんだよ」 うるうるさせた瞳で私を見つめる雛乙ちゃん。 もう、二人とも 「誤解だよ~ぉ!」