【完】私の甘い彼氏様




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「高田、大丈夫か?」





体育はただでさえ苦手なのに、さっきの早紀ちゃんの話が気になって集中できない。




「大丈夫です」




なんで早紀ちゃんはあんなこと言うんだろう…?


もしかして、なにか知ってる?

私も知らないことを?



ボーッとしてる私にクラスの女子達の好奇と心配の視線が注がれる。


やっぱり、なにかあったんだよね。

私と碧が廊下にいる間に。

だから早紀ちゃんもあんなこと言うんだ。





「美亜ちゃん!体育でストレス発散だよ!」





雛乙ちゃんの何かが違う応援にクスリと笑みを溢した。


でも雛乙ちゃん。

雛乙ちゃんは体育でストレス発散出来るかもしれないけど、私はむしろ逆だよ……。