【完】私の甘い彼氏様




古典の授業が終わると、次の体育に向けてゾロゾロと移動を始める。

まだチラチラ見られているけど、なにがあったか分からない以上どうしようもない。


私もいつものように早紀ちゃんと雛乙ちゃんの所へ行く。


何があったか聞いてみよう。






「早紀ちゃん、雛乙ちゃん、着替えにいこう」


「うん」


「いこいこー!」






早紀ちゃんも雛乙ちゃんもいつもとなんら変わりない返答のような気もするけど、なんかソワソワしてる。


着替えるときに、聞いてみよう。


そう思って教室から出ると、私より先に雛乙ちゃんが話し出した。





「早紀、さっきのなんだったの?」





さっきの…?

もしかしてそれが変な空気だった理由なのかな?