ただ、当たり前だけど隣を歩いているのに手を繋いでないのが悲しい。 そんなことにいちいち傷ついてる場合じゃないのに。 だって、碧の誕生日はすぐそこだから。 私は変わるって決めたから。 「美亜はさ、ぶっちゃけ今は橋戸のことどう思ってるの?」 そんな私に険しい顔をした碧が聞いた。 橋戸くんのこと…か……。 「言いづらかったら言わなくてもいーから」 そう付け足した碧にフルフルと首をふる。 言いづらいけど、碧には言いたいと思った。