「あんたは何しに来たの?」
「えっ?早紀!意味わかんないって!」
もう、粘り強いな…。
ただ雛乙に事情を話してたら日が暮れちゃう。
と、困っていた私に近付いてきたのは、
「早紀、なんか分かんねーけど美亜に関係あることなんだろ?」
私の彼氏の玲音。
そんな玲音の言葉にこくりと頷く。
私がこんなに必死になることと言ったら、美亜のことか玲音のことしかない。
あ、雛乙もね。
それでなんとか雛乙は引き下がった。
視線で橋戸巡を威嚇すると橋戸は口を小さく動かして
「高田に……
謝りに来たんだ…。」
こう言った。

