「勝手なのは分かってるんだ。でも…」 今そんな辛そうな、悲しそうな顔するのズルい。 もう、私には碧がわからない。 分からないんだよ。 「なんで…、なんで心羽ちゃんと登下校するの…?」 教えてくれないと分からない。 だって心羽ちゃんを優先している今、私に笑顔を見せてくれて優しくしてくれて大事にしてくれた碧は本当じゃないかもしれないから。 私が知ってる碧はニセモノじゃないかって疑っちゃうから。 信じたい。 私は碧の事を信じたい。 でも、信じられない。