【完】私の甘い彼氏様

「美亜、辛かったね…。」




誰かに慰めてもらいたかったのかもしれない。
　

辛かったね、悲しかったねって。

私がいるから大丈夫だよって。


私は弱くて意気地無しだから一人じゃ戦えないんだ。



そして、早紀ちゃんは




「私がいるからね」




私が欲しい言葉をくれるんだ。

だから、どうしても早紀ちゃんに頼っちゃう。


やっぱり私、二人が大好きです。





「それにしてもさ、今までそんなに接触なかったのにどうして急に美亜のお願いも断っちゃうほど仲良くしてたくなったんだかね？」