うちのお姫様はお祓い様。

「・・・それは、」



「澪もわかってるんだろ?だって何考えてるか分かんないとか怒っておきながらなんかちょっとお前嬉しそうよ??」



「・・・うん。」




お爺ちゃんに突き放されたように感じている反面、私を信用してもらえて嬉しいと感じていることが千里君にばれて少し気恥ずかしい。



お爺ちゃんは昔から絶対に私ができそうにないことは前もってお前には無理だ、と伝える人だったからだ。



「・・・澪ならできるって。俺も何かあれば手伝うしな。」



千里君はさらっとそんなくさいセリフを言っておきながらどことなくぎこちない手で私の頭にぼんっと手を乗せた。