うちのお姫様はお祓い様。

「…ったく。我が儘だな、うちのお姫様は。」



少し拗ねて言うと、千里君は何かぼそっと言うと急に足を止めて私の方を振り返って言った。



「要はバレなきゃいいんだろ?」


「うん、そうだけど…」


「じゃあ手っ取り早い方法あんじゃねーか。」



そう言うと今度は私の手を掴んだまま2人で職員室近くにあった多目的用トイレに入った。


ちゃっかり周りを見渡してがちゃっと鍵までかける。



「なっ、何してるの?!これこそバレたら学園中の大事件だよ?!」


「そんなの会長の俺がいんだから大丈夫だよ
ほら、澪。服脱げ」


「職権乱用だよ!しかも何で脱ぐの!
変態性悪生徒会長め!!」


「……おい、澪。今何つった?」



勢いでどばーっと小学生みたいな悪口を並べると、千里君は一気に真顔になって黒い笑みを浮かべた。



「ひぃっ…!!!」



さっきから何分もたってないのに再び激おこ(今回はガッツリ顔に出るやつ)状態だ