うちのお姫様はお祓い様。

「何?まさか申し訳ないとか思ってる訳?」


「違います!そうじゃなくて」


「じゃあ何?」



会長は私の手を握って、じっと澄んだ瞳で私の目を見つめている。



「会長、キスしたって言ったら、顔、しかめたから」


「あぁ、それで?」


「やっぱり私のこと嫌いなのかなって
婚約者のこと、嫌がってるよなって」



何となく顔が合わせずらくて下を向いて答えると、会長はふっと鼻で笑った



「何?澪そんなこと気にしてたんだ?笑」


「そんなことじゃないです!私にとっては、、、んっ!」



反論しようと顔上げると、会長は世に言う"顎クイ"の状態で、私にキスをしてきた。