うちのお姫様はお祓い様。

その後、私の頭をなでていた手はゆっくりと私の頬を包み込んだ。



「……っ///」



目の前に広がるイケメンの優しい微笑みにやられそうになった時、会長の手がすごく暑いことに気づいた。



「会長、手、暑い…」


「え…熱でもあるのかな。
なんとなく、体だるい」


「………あっ、あの時の傷、消毒しましたか?!」


「そう言えば…してないかも」


「なっ、なんで私のことより自分の体調に鈍感なんですかっ!!!」


「俺のことはどーだっちゃいいんだよ。
お前が無事だったら、な……」






バタンッ



そう言った途端、会長は急に膝から崩れ、倒れてしまった。