うちのお姫様はお祓い様。

会長は私が今回の事件の通報者かつ、被害者ということを警察に伝え、事情聴取はまた後日ということにしてくれた。



会長が説明してくれている間、私は職員室の片隅で毛布を掛けられ、暖かい飲み物をいただいていた。





今日は一端帰宅が許された時、もう外は真っ暗で、時計は九時を回っていた。



自宅まで送るという警察に遠慮して、会長と一緒に学園から出る。



2人で並んで歩きながらさっき曖昧に誤魔化された質問をもう一度会長に尋ねる。




「会長、どうしてあんなところにいたんですか?」


「ばかだろ、お前。」


「はぁ?!
助けてくれたお礼言おうとしただけなのになんでそんなこと言うんですか?!」